酔庵塾は沖永良部島での「豊かな暮らし方」を探りながら広めていく活動を行っています。

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今何を考えなければならないのか?

そもそも、地球環境問題とは何なのでしょうか?わかりやすくするために、たとえば、10㎞を移動すると考えてみましょう。歩くと約300Kcal, 自転車だと約120Kcalのエネルギーを消費しますが、車だと、なんと約9,000Kcalもの(化石)エネルギーを必要とします。ちょっとした快適性や利便性を求めることで、幾何級数的な負荷を地球に与え、その結果地球温暖化や生物多様性の劣化を生み出しているのです。
そうなのです! 地球環境問題とは、人間活動の肥大化そのものなのです。
では、この『人間活動の肥大化』を停止縮小するためにどうすればよいのでしょうか? 『我慢』ですか? 子や孫が大人になるころにはもっと地球環境は厳しくなるでしょう。その子や孫に、もっと我慢をすることを教えるのでしょうか? そうではなく、『ワクワクドキドキ心豊かに暮らしながら、人間活動の肥大化を停止縮小する』ことはできないのでしょうか? 今、その解を見つけなければならないのです。

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考える足場を変える
『ワクワクドキドキ心豊かに暮らしながら、人間活動の肥大化を停止縮小する』ためには、少し足場を変えて思考することが必要です。例えば、多くの場合、何か問題を解決しようとすれば、その問題を生み出した制約を排除することで解を得てきました(フォーキャスト思考)。しかしながら、気候変動や生物多様性の劣化等の地球環境制約はそれを排除できません、この制約を認めたうえで心豊かなライフスタイルを考える必要があるのです(バックキャスト思考)。それはちょっとした不便さや不自由さを、知恵や技によって楽しく乗り越えてゆく暮らしとも言えるかもしれません。『厳しい地球環境制約の中で、ワクワクドキドキ心豊かに暮らす』、そんなライフスタイルとそれに必要なテクノロジーやサービス、政策が求められているのです。

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